【2024年版】家庭用蓄電池おすすめメーカー10社を徹底比較!ランキング形式で大公開

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アイキャッチ_家庭用蓄電池おすすめ

家庭用蓄電池のおすすめはどれ?
メーカーや業者の選び方は?

2024年10月現在、災害対策や電気代を節約する方法として蓄電池の設置が注目されています。日本の政府や地方自治体から助成金が受け取れるなど、メリットが多いです。

しかし、家庭用蓄電池を選ぼうと思っても、メーカーや業者が多すぎて、どこがおすすめなのかわからない人も多いでしょう。深く考えずに選んで後悔したくないですよね。

そこで、本記事では家庭用蓄電池のおすすめメーカーをランキング形式で比較して紹介します。型番の詳細や業者の選び方についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

家庭用蓄電池おすすめメーカーランキングTOP10【2024年最新】

おすすめ蓄電池メーカー おすすめな特徴 おすすめ製品の
定格容量
おすすめ製品の
定格出力
1位のアイコン
ロゴ_ニチコン▼ニチコン
・日本国内のトップメーカー
・製品のラインナップが幅広い
・長期保証で手厚いサポートが受けられる
4.9~16.6 kWh 5.9 kW
2位のアイコン
ロゴ_シャープ▼シャープ
・太陽光発電システムの老舗メーカー
・ソーラーパネルと蓄電池のメーカーを統一できる
・製品が故障しにくい構造になっている
4.9~9.3 kWh 5.5 kW
3位のアイコン
ロゴ_長州産業▼長州産業
・機能と負荷のタイプが選べる
・サイズがコンパクトで設置しやすい
・メーカー保証が充実している
6.5~16.4 kWh 5.9 kW
4位のアイコン
ロゴ_オムロン▼オムロン
・日本国内の大手の蓄電池メーカー
・製品のラインナップが幅広い
・暮らしに合わせて多数の組み合わせから選べる
6.3~12.7 kWh 5.6 kW
5位のアイコン
ロゴ_京セラ▼京セラ
・太陽光発電システムの老舗メーカー
・電源ユニットは国内製造で信頼性が高い
・業界最長クラスの保証期間
5.5~16.5 kWh 5.9 kW
6位のアイコン
ロゴ_ダイヤゼブラ電機▼ダイヤゼブラ電機
・パワーコンディショナーのメーカーとしても有名
・高速で大量に充電できる
・充放電サイクルが12,000回で長寿命
5.5~9.9 kWh 5.5 kW
7位のアイコン
ロゴ_パナソニック▼パナソニック
・国内大手の総合電機メーカー
・信頼性や安全性が高い
・長期保証オプションを選べる
6.0~13.4 kWh 6.0 kW
8位のアイコン
ロゴ_住友電工▼住友電工
・蓄電池とパワコンの一体型設計
・スッキリとしたデザイン
・単機能型の蓄電池は業界最小/最軽量クラス
3.3~12.8 kWh 1.2~6.0 kW
9位のアイコン
ロゴ_Looop▼Looop
・スタイリッシュなデザイン
・蓄電池の耐久性が高い
・無料の見守りサービスがある
5.8~11.6 kWh 5.6 kW
10位のアイコン
ロゴ_テスラ(TESLA)▼テスラ(TESLA)
・シンプルでコンパクトなデザイン
・最大10台まで連結できる
・スマホでモニタリングできる
13.5~135.0 kWh 5.0 kW

1位:ニチコン(長府工産)

スクショ_ニチコンの蓄電池のイメージ

出典:ニチコン公式

ニチコンの特徴

  • 日本国内のトップメーカー
  • 製品のラインナップが幅広い
  • 長期保証で手厚いサポートが受けられる
おすすめの
型番シリーズ
機能タイプ 定格容量 定格出力 負荷タイプ
ESS-T3シリーズ トライブリッド 4.9/7.4/9.9/14.9 kWh
(4種類)
5.9 kW 全負荷
ESS-E1シリーズ ハイブリッド 7.7/9.7 kWh
(2種類)
5.9 kW 全負荷
ESS-U4シリーズ 単機能 11.1/16.6 kWh
(2種類)
5.9 kW 全負荷

1950年創立のニチコンは、家庭用蓄電池のトップメーカーです。累積販売数No.1をうたっています。製品ラインナップが他社メーカーより豊富で、自分にあった製品を見つけやすいです。

また、世界で初めて電気自動車からの給電を可能にするV2Hシステムを開発しました。

家庭用蓄電池のメーカー選びで迷ったら、まずはニチコンを候補に入れるのがおすすめです。

インターネット接続するとさまざまなサービスを活用できる

インターネット接続で利用できるサービス

  • 見守りサービス
  • 気象警報自動制御
  • 早期注意情報自動制御
  • AI自動制御

ニチコンの蓄電池をインターネットに接続すると、さまざまなサービスを利用できます。しかも、対象の4つすべてが無料です。

ネット経由で、気象情報のデータを受け取ってAIで自動制御される画期的なシステムです。

最新機種なら対応しているので、機能面でほかの家庭用蓄電池メーカーと比較しましょう。

ニチコン製品は延長保証がつけられる長府工産の型番がおすすめ

スクショ_長府工産の延長保証

出典:長府工産公式

型番シリーズ ニチコンの型番 長府工産の型番
ESS-T3シリーズ ES-T3M1
ES-T3X1
ES-T3MCK
ES-T3XCK

ニチコン製品は、長府工産の型番で注文するのがおすすめです。製品はまったく同じですが、販売会社によって型番が違います。

長府工産の標準保証期間は15年です。追加オプションで最大20年保証にできます。家庭用蓄電池を長く利用したいなら、型番を選びましょう。

ただし、一部の型番は扱っていない可能性があります。迷ったら大きめの容量で、長府工産の商品を購入するのがおすすめです。

2位:シャープ

スクショ_シャープの蓄電池の画像

出典:シャープ公式

シャープの特徴

  • 太陽光発電システムの老舗メーカー
  • ソーラーパネルと蓄電池のメーカーを統一できる
  • 製品が故障しにくい構造になっている
おすすめ型番 機能タイプ 定格容量 定格出力 負荷タイプ
JH-WB2021 ハイブリッド 9.3 kWh 5.5 kW 全負荷
JH-WB1921 ハイブリッド 6.3 kWh 5.5 kW 全負荷

※定格出力はパワーコンディショナー「JH-55KF4B」の値

シャープは、老舗の太陽光発電システム・家庭用蓄電池メーカーです。家電メーカーとして有名ですが、ソーラーパネルや接続して活用するバッテリーも取り扱っています。

10年以上前に「クラウド蓄電池システム」を開発しました。Web経由でパワーコンディショナーが情報取得して、太陽光パネルの発電量や蓄電池の利用状況などを管理する仕組みです。

太陽光パネルと蓄電池の同じメーカーを揃えられてメリットが大きい

シャープは蓄電池以外に太陽光パネルを生産しており、同じメーカーでシステムを統一できます

異なるメーカーで太陽光発電と蓄電池システムを組み合わせると、相性の問題で不具合が起きる可能性があります。

太陽光パネルと蓄電システムを合わせて導入する人は、シャープがおすすめです!

浸水による故障リスクが低い

スクショ_シャープの蓄電池は浸水しにくいネジ穴レス構造

出典:シャープ公式

シャープの蓄電池は、浸水による故障リスクが低いです。簡易基礎を含めて地面から500mm未満の高さにネジがなく、大雨で水が溜まっても心配ありません。

大雨や台風などの対策が万全な蓄電池です。災害時に故障しにくい構造になっています。

水害での故障リスクを減らしたいなら、家庭用蓄電池メーカーはシャープを選びましょう!

3位:長州産業

スクショ_長州産業の蓄電池のイメージ

出典:長州産業公式

長州産業の特徴

  • 機能と負荷のタイプが選べる
  • サイズがコンパクトで設置しやすい
  • メーカー保証が充実している
おすすめ型番 機能タイプ 定格容量 定格出力 負荷タイプ
CB-P164M05A ハイブリッド/単機能 16.4 kWh 5.9 kW 全負荷/特定負荷
CB-P98M05A ハイブリッド/単機能 9.8 kWh 5.9 kW 全負荷/特定負荷
CB-P65M05A ハイブリッド/単機能 6.5 kWh 5.9 kW 全負荷/特定負荷

※定格出力はハイブリッド型として利用した場合

長州産業は、太陽光パネル・蓄電池メーカーです。住宅関連機器の製造会社として1980年に設立されました。

オール電化用のエコキュートなどを製造していましたが販売を中止して、現在はソーラーパネルや蓄電池を扱っています。

ソーラーパネルも取り扱っているため、長州産業の蓄電池とセットでメーカーを合わせて導入できます。

製品の組み合わせで機能・負荷タイプが選べる

長州産業でおすすめの蓄電池は、1つの製品で機能・負荷タイプを自由に選べます。全部で4通りの使い方があります。

機能はハイブリッド・単機能、負荷タイプは全負荷・特定負荷から選択可能です。

例えば、単機能・特定負荷として利用するように設置したあと、太陽光パネルを後付けしてハイブリッド型・全負荷の蓄電池として利用できます。変化に合わせて柔軟に対応できるのが強みです。

室内外問わずに置けるコンパクト設計

スクショ_長州産業の蓄電池はコンパクト設計

出典:長州産業の公式カタログ

長州産業でおすすめの蓄電池の型番は、コンパクトな作りです。設置場所は室内外問いません。

しかも、屋外に壁掛けで設置できます。設置スペースに困っているなら、長州産業の「スマートPVマルチ」シリーズがおすすめです。

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4位:オムロン

スクショ_オムロンの蓄電池シリーズ

出典:オムロン公式

オムロンのおすすめポイント

  • 日本国内の大手の蓄電池メーカー
  • 製品のラインナップが幅広い
  • 暮らしに合わせて多数の組み合わせから選べる
おすすめの
セット型番
機能タイプ 定格容量 定格出力 負荷タイプ
KPBP-A-
SET-HYB127-T
(電池単体:KP-BU127-B)
ハイブリッド型 12.7 kWh 5.6 kW 全負荷
KPBP-A-
SET-HYB65-T
(電池単体:KP-BU63-B)
ハイブリッド型 6.3 kWh 5.6 kW 全負荷

オムロンはヘルスケアや制御機器のメーカーとして有名ですが、蓄電池も製造しています。

分野別でグループ企業になっており、蓄電池はオムロンソーシアルソリューションズが製造・販売しています。

電気自動車や太陽光パネルと連携して電力効率を上げるトライブリッド型のシステムを取り扱うなど、国内の蓄電池メーカーとしては有名です。

自家消費を優先するグリーンモードが使える

オムロン_充電重視のグリーンモードに対応

オムロンの蓄電池システムでは、自家消費を優先する「グリーンモード」が設定できます

FITという売電価格の固定買取制度の期間を終えた「卒FIT」の家庭に最適です。太陽光発電システムに接続して、日中に貯めた電気を有効活用できます。

また、ソーターパネルを設置していない場合でも、夜間が安い電気料金プランなら節約できてお得です。

5位:京セラ

スクショ_京セラの蓄電池エネレッツァプラス

出典:京セラ公式

京セラの特徴

  • 太陽光発電システムの老舗メーカー
  • 電源ユニットは国内製造で信頼性が高い
  • 業界最長クラスの保証期間
おすすめ型番 機能タイプ 定格容量 定格出力 負荷タイプ
EGS-MC0550 トライブリッド/
ハイブリッド
5.5 kWh 5.9 kW 全負荷
EGS-MC1100 トライブリッド/
ハイブリッド
11.0 kWh 5.9 kW 全負荷
EGS-MC1650 トライブリッド/
ハイブリッド
16.5 kWh 5.9 kW 全負荷

京セラは老舗の国内メーカーです。1975年から太陽光発電システムの開発に取り組み始めました。1998年には、太陽パネルの生産量で世界一になっています。

太陽光発電システム開発の一環として、住宅用の蓄電池を開発・製造しています。世界初のクレイ型リチウムイオン電池は、京セラが作りました。

太陽光発電の普及や活用方法を追求して、2024年10月現在はトライブリッド型の蓄電システムも扱っています。

標準の保証期間が15年間

スクショ_京セラの保証期間

参考:京セラのカタログ

京セラの蓄電池の保証期間は、業界最長クラスの15年です。

主な保証は2つあります。故障に対する機器と、経年劣化で一定の容量を下回ったときに対応してくれる内容です。

さらに、10年の自然災害保証がついています。京セラは、蓄電池を長く使いたいと考えている人におすすめのメーカーです。

6位:ダイヤゼブラ電機(田淵電機)

スクショ_ダイヤゼブラ電機の蓄電池イメージ

出典:ダイヤゼブラ電機公式

ダイヤゼブラ電機の特徴

  • パワーコンディショナーのメーカーとしても有名
  • 高速で大量に充電できる
  • 充放電サイクルが12,000回で長寿命
おすすめの
型番シリーズ
機能タイプ 定格容量 定格出力 負荷タイプ
EHF-S55MP3B ハイブリッド 5.5 kWh 5.5 kW 全負荷/特定負荷
EHF-S80MP4B ハイブリッド 8.0 kWh 5.5 kW 全負荷/特定負荷
EHF-S99MP5B ハイブリッド 9.9 kWh 5.5 kW 全負荷/特定負荷

ダイヤゼブラ電機の旧名称は田淵電機です。2021年10月にダイヤモンド電機と合併しました。

田淵電機は元々パワーコンディショナーの大手メーカーで、2015年から蓄電池とセットでシステムを販売しています。

合併前の2012年から「レジリエンスプロダクトハウス」を運用中です。2024年10月現在まで継続して、ハイブリッド蓄電池システムの検証を実施しています。

7位:パナソニック

スクショ_パナソニックの蓄電池のイメージ

出典:パナソニック公式

パナソニックの特徴

  • 国内大手の総合電機メーカー
  • 信頼性や安全性が高い
  • 長期保証オプションを選べる
おすすめ型番 機能タイプ 定格容量 定格出力 負荷タイプ
LJRE31B トライブリッド/
ハイブリッド
6.0 kWh
(増設可能)
6.0 kW 全負荷/特定負荷

パナソニックは大手の総合電機メーカーとして有名です。生活家電だけでなく、家庭用蓄電池も製造しています。

電池を開発してきた長い歴史があります。長い年月をかけて磨いた技術力を活用しているため、信頼性・安全性が高いです。

しかも、パワーコンディショナーに製造上の不具合が見つかった場合は15年間無料で修理対応してくれます。蓄電池の標準保証期間は10年ですが、有償で15年に延長可能です。

8位:住友電工

スクショ_住友電工の蓄電池のイメージ

出典:住友電工公式

住友電工の特徴

  • 蓄電池とパワコンの一体型設計
  • スッキリとしたデザイン
  • 単機能型の蓄電池は業界最小/最軽量クラス
おすすめ型番 機能タイプ 定格容量 定格出力 負荷タイプ
PDH-6000S01 ハイブリッド/
単機能
12.8 kWh 6.0 kW 全負荷
PDS-1600S03E 単機能 1台:3.3 kWh
2台:6.6 kWh
1台:1.6 kW
2台:3.2 kW
特定負荷

住友電工は、国内大手の非鉄金属の素材メーカーです。しかし、幅広いジャンルをカバーしており、蓄電池も生産しています。

2013年にPOWER DEPOシリーズを開発して、業界に参入しました。現在では、蓄電池メーカーとしても有名です。

蓄電ユニットとパワーコンディショナーの一体型で設置しやすい点がメリットです。また、単機能の蓄電池は業界最小・最軽量クラスであるため、停電に備えたい人におすすめです。

9位:Looop(ループ)

スクショ_Looopの蓄電池のイメージ

出典:Looop公式

Looopの特徴

  • スタイリッシュなデザイン
  • 蓄電池の耐久性が高い
  • 無料の見守りサービスがある
おすすめの
型番シリーズ
機能タイプ 定格容量 定格出力 負荷タイプ
LP-PKG-HB02058 ハイブリッド型 5.8 kWh 5.6 kW 全負荷
LP-PKG-HB02115 ハイブリッド型 11.6 kWh 5.6 kW 全負荷

Looop(ループ)は、再生可能エネルギーの普及を目指している電力会社です。新電力サービスを提供しています。

エネルギーフリーな社会を目指す一環で、蓄電池についても取り扱っています。スタイリッシュなデザインで耐久性が高い点が魅力です。

Looopで蓄電システムを導入すると、無料の見守りサービスが利用できます。アラートを検知すると、必要に応じて保守対応してくれるメリットがあります。

10位:テスラ(TESLA)

スクショ_TESLAのPowerwall

出典:テスラ公式

テスラの特徴

  • シンプルでコンパクトなデザイン
  • 最大10台まで連結できる
  • スマホでモニタリングできる
おすすめ製品
(1種類のみ)
機能タイプ 定格容量 定格出力 負荷タイプ
Powerwall トライブリッド/
ハイブリッド
13.5 kWh 5.0 kW 全負荷/特定負荷

電気自動車メーカーのテスラは、Powerwallという蓄電池を製造しています。シンプルでコンパクトなデザインなので、どのような住宅にもマッチしやすいです。

1台でも容量は大きいですが、最大10台まで連結できるため、電気消費量が多い家庭におすすめです。電力量に応じて増設すれば、停電時に不自由なく過ごせます。

また、専用アプリを使えば、電気の使用状況などのモニタリングや蓄電池の設定を最適化できます。通知や遠隔アクセス機能も搭載しており、使い勝手が良いです。

家庭用蓄電池の選び方5つのポイント

イラスト_蓄電池を選ぶポイント

  • 太陽光発電や電気自動車の連携
  • 停電時に使いたい電力量
  • 定格容量(実効容量)
  • 定格出力(実効出力)
  • 蓄電池の寿命とメーカー保証

太陽光発電システムや電気自動車の連携

太陽光発電
システム
電気自動車
(EV車)
おすすめの蓄電池タイプ
あり あり トライブリッド型
あり なし ハイブリッド型
なし なし 単機能型
なし あり 単機能型
or
トライブリッド型

蓄電池を選ぶ場合は、太陽光発電システムや電気自動車との連携を考慮しましょう

パネルと同時に蓄電池を設置する、もしくは既に太陽光発電システムがあるならハイブリッド型・トライブリッド型がおすすめです。電気自動車の有無で決めましょう。

太陽光発電システムと電気自動車がなく、災害や停電に備える場合は単機能型が良いです。

単機能・ハイブリッド・トライブリッド型の特徴比較

特徴
トライブリッド型 ・発電した電気を幅広く活用できる
・災害時にEV車の電気を使える
・パワコンの設置が1台で済む
・導入コストが高め
ハイブリッド型 ・太陽光発電の電気を効率良く使える
・パワコンの交換が必須な場合がある
・パワコンの設置が1台で済む
単機能型 ・停電時に備えるだけならコスパが良い
・電気変換のロスは大きい
・設置スペースを確保しやすい

パワーコンディショナー(パワコン)とは

太陽光発電や蓄電池に貯めた電力(直流)を、家庭で使える電力(交流)に変換する装置です。蓄電池や太陽光発電システムと必ずセットで設置されます。

トライブリッド型蓄電池は、太陽光発電した電気を自宅とEV車の両方で利用できます。反対に自動車から出力するV2Hという仕組みも利用でき、効率的に電力を活用できます。

ハイブリッド型は、太陽光パネルで発電して蓄電池に貯める機能を備えています。単機能型は、電力会社から買って送られてきた電気を蓄えて放出するだけです。

いずれも、蓄電池と一緒に設置される「パワーコンディショナー」という機器が重要です。持っている機能次第で、タイプが変わります。大体は決められた型番のセットで導入されます。

停電時に使いたい電力量

停電時に使いたい電力量に合わせるのが、蓄電池選びのコツです。

蓄電池は停電時の動作タイプが「全負荷」「特定負荷」の2種類あります。迷ったら、全負荷を選べば問題ありません。電力供給が止まっても、平常時と変わらず電気を使えます。IHクッキングヒーターなどの200Vの家電も利用可能です。

非常時は「リビングだけ電気が使えればいい」と考えているなら、特定負荷タイプがおすすめです。ちなみに、ハイブリッド・トライブリッド型を選ぶと「全負荷」になる場合がほとんどです。

オール電化に住んでいるなら全負荷タイプにすべき

オール電化に住んでいる場合は、迷わず全負荷タイプを選びましょう。停電時に水道以外のライフラインがすべて使えるためです。

特定負荷タイプだと使えない家電が多く、不便を感じる可能性が高いです。

据え置きの家庭用蓄電池とポータブル蓄電池の違い

据え置きの
家庭用蓄電池
ポータブル
蓄電池
蓄電容量 大きい 小さい
移動 不可 可能
費用 高い 安い
補助金 適用できる 適用できない

据え置きの家庭用蓄電池は容量が大きいです。停電時に不自由なく家で過ごせます。

しかし、ポータブル蓄電池は容量が小さく、スマホの充電や扇風機など一部の家電しか利用できません。

費用は掛かりますが、災害や停電に備えるなら据え置きの家庭用蓄電池のほうがおすすめです。今なら補助金の適用で、お得に導入できる可能性があります。まずは、設置業者に確認しましょう。

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定格容量(実効容量)

おすすめのメーカーを見つけたら、蓄電池の定格容量を確認しましょう。どのくらい電力を貯められるかわかる指標です。

太陽光発電システムと合わせて利用するなら、大容量の機種がおすすめです。設置スペースと費用のバランスを考えて、一番大容量の型番で提案してもらうのが良いです。

どのくらい利用するかは、下表で確認できます。非常時に、どの家電を何時間使うか想定して蓄電池を選びましょう。

主な家電の消費電力

消費電力
IHクッキングヒーター(1口) 3,000W
電子レンジ 1,400W
炊飯器 1,300W
浴室乾燥機 1,290W
ドライヤー 1,000W
エアコン(10~15畳) 750~1,100W
電気ポット 800W
洗濯機 400W
冷蔵庫 200~300W
液晶テレビ 50W
LED電球 8W

参考:クール・東京

消費電力量の算出方法

消費電力量(kWh)=消費電力(W)×時間(hour)÷1,000

消費電力量の算出方法は上記の通りです。例えば、消費電力1,000Wの家電を3時間使用した場合は「1,000W×3h÷1,000=3kWh」と計算します。

容量が大きい蓄電池は設置スペースで困る可能性がある

スクショ_蓄電池が設置されたあと

出典:Aoie公式

蓄電池は設置場所の確保が難しいです。エアコンの室外機ほどのスペースを取ります。屋外の大型モデルの場合は2台分が目安です。

屋内タイプなら1台分が目安ですが、空間が圧迫されます。大容量の蓄電池を検討する場合は、設置場所をあらかじめ考えておきましょう。

定格出力(実効出力)

蓄電池は貯める量だけではなく、出力の数値も確認して選びましょう。出力が低いと、電化製品を同時に利用できません。

例えば、単機能の蓄電池で出力が2.4kWしかないと、IHクッキングヒーターのような機器を利用できません。

電子レンジ、炊飯器、浴室乾燥機、ドライヤーなどは1,000W以上消費します。どのくらい電子機器を同時に利用するか、を事前に想定すると不自由なく蓄電池の電気を使えます。

蓄電池の寿命とメーカー保証

蓄電池選びでは、期待される寿命とメーカー保証の内容や期間が重要です。蓄電池の寿命は10~15年といわれており、メーカー保証が10年の場合は、故障時に損する可能性があります。

メーカーのオプションで延長保証がある場合は、加入するのが無難です。例えば、ニチコンの標準期間は10年ですが、購入時に上乗せして料金を払うと15年保証にできます。

高寿命をうたっている製品についても、どのくらいの保証期間か確認しましょう。

蓄電池は業者に選んでもらうのがおすすめ

イラスト_業者に選んでもらうのがおすすめ

蓄電池は施工業者に選んでもらうのがおすすめです。自分である程度の向き不向きがわかっていても、最適な型番を選ぶのは難しいです。

また、太陽光発電システムとの相性や配線など業者にしかわからない部分も多くあります。気になっている蓄電池メーカーに質問して、納得するまで話すのが良いです。

相見積もりして、蓄電池の優良業者を見つけましょう。以下からすぐに一括見積もりが可能です。

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家庭用蓄電池の導入業者の選び方

イラスト_家庭用蓄電池の導入業者の選び方

  • 設置したい蓄電池メーカーの導入実績が多い
  • 営業やスタッフの対応とアフターサポートが良い
  • 蓄電池の見積もり費用が安い

設置したい蓄電池メーカーの導入実績が多い

設置したい蓄電池メーカーの実績が多い業者がおすすめです。

見積もりを取ったあとに、希望の蓄電池メーカーでなかった場合は取り扱いについて確認しましょう。そもそも仕入れておらず、特定の型番を設置できない可能性があります。

蓄電池のメーカーにこだわるなら、施工実績が多い業者に依頼するのが無難です。見積もり後、スタッフや営業担当に過去の事例について質問すると判別しやすいです。

蓄電池メーカーの認定を受けている業者がおすすめ

施工実績とともに、蓄電池メーカーの認定を受けているか確認しましょう。一定レベルの技術が保証されています。

特定のメーカーの実績が少ない場合でも、認定を受けているなら依頼して問題ありません。複数取得していると、技術力の向上に努めている業者とわかります。

蓄電池の導入業者選びで迷っているなら、ぜひAoieにお問い合わせください。ニチコンをはじめ、複数のメーカーから認定を受けています。

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▶Aoieの評判・口コミなど全情報を徹底解説!

営業やスタッフの対応とアフターサポートが良い

優良業者は、シンプルに営業やスタッフの対応が良いです。

相見積もりを取ったあとに、蓄電池について気になる質問をいくつかしましょう。同じ内容を別の業者に聞くと、比較しやすいです。

また、アフターサポートも確認するのがおすすめです。メーカー保証に加えて、業者独自のサポートがついていれば優良業者と判断できます。

蓄電池の見積もり費用が安い

蓄電池の見積もり費用が安い業者を選びましょう。いくつかの会社で比較して、お得なところに依頼するのがおすすめです。

ただし、見積書の内訳がわからない業者は選ばないほうが良いです。記載されていない追加料金を請求される場合があります。

安さと合わせて、営業やスタッフの対応を見ましょう。信頼できてお得なところが優良業者です!比較しないとわからないので、まずは以下から相見積もりを取りましょう。

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家庭用蓄電池の基礎知識

イラスト_蓄電池の基礎知識

  • 蓄電池の費用相場は69.5~187.7万円
  • 蓄電池が対象になっている助成金は多い
  • 蓄電池の出荷台数は増加傾向
  • 機能や負荷タイプはパワコンで変わる

蓄電池の費用相場は69.5~187.7万円

蓄電池の導入に掛かる費用の相場は、69.5~187.7万円です。(2023年の三菱総研の発表資料を元に計算)

工事費込みで100万円以上掛かるケースが多いです。太陽光発電システムも同時に導入する場合は、合計で蓄電池の費用相場の2倍程度になる可能性があります。

費用対効果を踏まえて、導入業者と蓄電池のメーカーを選びましょう。

蓄電池が対象になっている補助金・助成金は多い

日本の政府主導の補助金制度(2024年10月)

  • DR補助金
  • 子育てエコホーム支援事業
  • ZEH(ゼッチ)補助事業

2024年10月現在、蓄電池の設置でもらえる補助金・助成金は多いです。

太陽光発電システムで注目されますが、実は蓄電池の設置も対象です。ただし、認定基準を満たす必要があります。

蓄電池の見積もりを確認して、どのくらいの補助を受けられるかわからない場合は、業者に確認しましょう。詳しく教えてくれます。

蓄電池の出荷台数は増加傾向

年間の出荷数
2016年 34,569台
2017年 49,481台
2018年 73,594台
2019年 115,000台
2020年 126,925台
2021年 133,759台
2022年 143,034台

※日本電機工業会「定置用LIB蓄電システムの出荷実績」より抜粋

蓄電池の出荷台数は、年々増加しています

増加の背景として、国や自治体の補助金制度の充実、FIT期間の終了と共に蓄電する世帯が増えているといった要因が挙げられます。

蓄電池が普及しても導入費用は下がらない可能性がある

蓄電池の出荷台数は増加していますが、導入費用は下がらない可能性があります

理由は、電池の素材になるリチウムやニッケルの高騰です。2021~2022年にかけて、仕入れ価格が上がったと発表されており、中長期的にも上昇しています。

しかも、リチウムは2020年代後半から供給過少のリスクもあります。蓄電池を検討している場合は、早めに導入するのがおすすめです。

外部リンク

▶蓄電池産業戦略の関連施策の進捗状況及び当面の進め方について(経済産業省)

蓄電池は10~15年ごとに交換が必要

蓄電池は消耗品のため、10~15年ごとに交換が必要です。バッテリーは化学反応で充電・放電を繰り返し、いずれは劣化します。

蓄電池は0%から100%を何度繰り返すか、という「サイクル数」で寿命を表現しています。年数で表すと、10~15年といわれています。

導入時と同じくらいの費用が掛かる可能性があるため、少し高くても長持ちする蓄電池メーカーを選ぶのがおすすめです。

蓄電池の機能・負荷タイプはパワーコンディショナーで変わる

蓄電池の機能・負荷タイプは、パワーコンディショナーで変わる場合がほとんどです。

パワーコンディショナーとは、蓄電池に電気を貯めるための変換器です。蓄電池とセットで「蓄電システム」と表現されているケースが多いです。

ソーターパネルで発電した電気の変換にも使われており、兼用する場合はハイブリッドやトライブリッド型に分類されます。負荷タイプは設定変更か、別の機器の導入でコントロールします。

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家庭用蓄電池のメリット

イラスト_蓄電池のメリット

  • 蓄電池で電気代を削減できる
  • 家庭用蓄電池があると停電に対応できる
  • 電気自動車を効率的に活用できる

蓄電池で電気代を削減できる

イラスト_蓄電池の利用で電気代が安くなる

蓄電池を導入すると、電気代が安くなります。料金が安い時間帯に貯めて、昼間に使えばお得に使えます。

蓄電池だけ導入した場合は、電気を安い時間に買って貯めて使えばお得です。ソーラーパネルと合わせて導入した場合は、さらに電気代の削減効果が期待できます。

余った分の電気は売れるため、電気料金を相対的に節約できます。

1年間で節約できる電気代の目安
節約できる
電気代
1ヶ月の
消費電力
想定
アンペア数
1人世帯 17,196円 190kWh 20A
2人世帯 31,992円 297kWh 30A
3人世帯 41,412円 336kWh 40A
4人世帯 46,716円 346kWh 50A
5人世帯 52,800円 358kWh 60A

蓄電池の容量は一部無視して計算しています。最も安い時間帯に、1日で使う電気をすべて蓄えられる想定にて算出しました。

また、一部の計算過程で小数点を切り上げて計算しています。

家庭用蓄電池があると停電に対応できる

イラスト_災害・停電時に蓄電池の電気が使える

蓄電池を設置すると、災害や停電時に電気が使えます。一定量の電力を確保する設定にしていれば、簡単な操作をするだけで、非常時に家電を使えます。

ちなみに、災害に備える場合も太陽光発電とセットで活用するのがおすすめです。システムに問題がなく、日中に晴れていれば電気を貯めて、いつでも使えます。

電気自動車を効率的に活用できる

イラスト_蓄電池で電気自動車を充電できる

蓄電池を導入すると、電気自動車を充電できます。電気代が安い夜間に貯めて、日中にバッテリーをチャージするとお得です。

最近はトライブリッド型蓄電池を導入して、太陽光発電・蓄電池・V2Hの3つの機能を活用する家庭も増えています。

電気代の節約を考えると最適な選択肢です。電気自動車を所有・購入している場合は「トライブリッド」対応の蓄電池システムを検討しましょう。

V2H(ブイ・ツー・エイチ)とは

V2Hとは「Vehicle to Home」の略称です。自動車に搭載している電池を放電して、家で使うための仕組みです。ただし、専用機器が必要で、対応車種が限られています。

家庭用蓄電池のデメリット

イラスト_蓄電池のデメリット

  • 家庭用蓄電池の初期費用が掛かる
  • 蓄電池の導入費用の元を取るまでに時間が掛かる
  • 家庭用蓄電池の設置場所を確保する必要がある

家庭用蓄電池の初期費用が掛かる

蓄電池は初期費用が高額というデメリットがあります。

2023年の三菱総合研究所の調査によると、蓄電池の容量1kWhあたりの平均初期費用は13.9万円です。よく選ばれている5kWh分を導入する場合は、約70万円掛かる計算です。

しかし、蓄電池の初期費用は年々安くなっています。2015年は1kWhあたり16.5万円でした。比較すると、2024年10月現在は総額で10万円以上安く導入できます。

蓄電池の初期費用の目安

蓄電池の容量 初期費用の目安
5kWh 69.5万円
6kWh 83.4万円
7kWh 97.3万円
8kWh 111.2万円
9kWh 125.1万円
10kWh 139.0万円

参考:三菱総合研究所

蓄電池の導入費用の元を取るまでに時間が掛かる

蓄電池は導入費用の元を取るまでに時間が掛かります。太陽光発電システムと合わせて導入しないと、節約効果が低いからです。

蓄電システムだけを導入して、電気代の削減分と比較すると15年以上になる可能性があります。「災害や停電に備える目的で費用を支払う」という認識を持ちましょう。

導入費用の元を早めに取って、お得に電気を使いたい場合は、太陽光発電システムとセットで導入しましょう。

家庭用蓄電池の設置場所を確保する必要がある

蓄電池は設置場所の確保が難しいです。エアコンの室外機ほどのスペースを取ります。屋内タイプなら1台分、屋外の大型モデルの場合は2台分が目安です。

また、蓄電池の性能を最大限発揮するには、設置スペースの環境も重要です。例えば、直射日光が当たるところや、寒冷で積雪が多い地域に設置すると、不具合が起きる可能性があります。

蓄電池の導入を検討している場合は、プロの施工業者に設置場所を調査してもらうのが確実です。

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家庭用蓄電池で利用できる補助金・助成金【2024年度】

補助金額 条件 申請期限 申請者
DR補助金 3.7万円/kWh
補助金上限額:60万円
※評価基準を満たせば増額
・新規で蓄電池を導入する
・SII認定の製品を購入
・DR契約をする
・補助金は導入費の1/3まで
2024年12月6日(金)
※予算額に達し次第終了
販売業者
子育てエコホーム
支援事業
蓄電池設置のみ:6.4万円/戸 ・エコホーム支援事業者と契約する
・リフォームで蓄電池を設置する
2024年12月31日(火)
※予算額に達し次第終了
工事施工業者
ZEH(ゼッチ)
補助事業
ZEH:55万円/戸
ZEH+:100万円/戸
蓄電池導入:最大20万円
※評価基準を満たせば増額
・省エネ性が高い住宅(ZEH/ZEH+)を購入
・ZEHビルダーが設計や建築している
2025年1月7日(火)
17:00
※予算額に達し次第終了
個人または
販売業者

2024年10月現在、蓄電池の設置で利用できる国の補助金・助成金は3つあります。

また、都道府県や市町村区単位で実施している制度と併用できる可能性が高いです。導入を考えているなら、ぜひ確認しましょう。

蓄電池や太陽光発電の補助金に関しては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

関連記事

▶2024年度最新!蓄電池の補助金を徹底解説
▶2024年度最新!太陽光発電の補助金を徹底解説

家庭用蓄電池がおすすめな人・やめたほうがいい人

イラスト_家庭用蓄電池はおすすめ?適性と特徴を紹介

  • 家庭用蓄電池がおすすめな人の特徴
  • 家庭用蓄電池の設置をやめたほうがいい人の特徴

家庭用蓄電池がおすすめな人の特徴

イラスト_家庭用蓄電池おすすめな人

蓄電池の設置がおすすめな人の特徴

  • ・災害や停電時に備えたい
  • ・月々の電気代が高い
  • ・太陽光発電を導入している
  • ・オール電化の家に住んでいる
  • ・電気自動車を所有している/購入予定

非常時の電源を確保したい人は、蓄電池を導入しましょう。いつでも電気を使えます。

電気代が高い家庭にもおすすめです。蓄電池単体でも節約効果を期待できますが、太陽光発電と合わせると、圧倒的にお得になります。

また、蓄電池はオール電化住宅や電気自動車との相性も良いです。必要な機能を搭載している製品を選ぶのは難しいので、導入を検討しているなら一括見積もりサイトを利用しましょう。

家庭用蓄電池を導入した人の声(Aoie)

太陽光発電・蓄電池の導入事例|Aoie

電気代が安くなってうれしい」「太陽光発電と合わせて導入したため、早めの期間で回収できる想定」などの感想を聞けました。

家庭用蓄電池を導入した人の感想は、ポジティブな意見が多いです。

家庭用蓄電池の設置をやめたほうがいい人の特徴

イラスト_家庭用蓄電池やめたほうがいい人

蓄電池の設置がおすすめな人の特徴

  • ・1ヶ月の電気代が安い
  • ・太陽光発電の導入予定がない
  • ・金銭的メリットだけを重視する

1ヶ月の電気代が安い人は、蓄電池の導入をおすすめしません。節約効果が低く、最悪の場合は支払いの削減分で設置費用の元が取れません。

また、太陽光発電の導入予定がない場合も、あまりおすすめしません。蓄電池だけでは、活用する幅が限られます。停電時に使えるだけです。

蓄電池だけで金銭的なメリットを求める人は導入に向いていません。やめたほうがいい理由や失敗事例については以下でまとめるので、参考にしてください。

関連記事

▶蓄電池はやめたほうがいい理由を解説
▶蓄電池の失敗事例と後悔しない方法を解説

おすすめランキングに入らなかった家庭用蓄電池のメーカー一覧比較

蓄電池メーカー・業者 特徴
トヨタ ・トヨタの高度な電池技術を蓄電池に応用している
・家の雰囲気に溶け込むデザイン
・スマホで電気の流れを管理できる
NFブロッサム
テクノロジーズ

(伊藤忠商事)
・停電時でも太陽光発電システムの性能を発揮させられる
・Lunar社のAI技術を用いて充放電を最適化できる
・パワコンと蓄電池だけの設置で済む
ACR ・大容量で停電時に家電を長時間使用できる
・コンパクトなデザインで机の下にも収まる
・自動車技術を活かした安全設計
中央物産 ・大容量で安価な夜間電力を効率的に貯蔵
・UPS機能で停電時に即座に蓄電池供給へ切り替え
・タイムスケジュールモードで充放電時間を設定できる
エリーパワー ・停電時でも家庭全体の家電を利用可能な蓄電池
・4種類の運転モードで電力管理を最適化
・蓄電池の状態をモニタリングして異常時に連絡してくれる
スマートソーラー ・AIを標準搭載している
・スタック構造で分解して運べる
・省スペースで屋内外で設置できる
デンソー ・常時3割の非常用電力を保持する
・タッチパネル式リモコンで簡単に操作できる
・24時間見守る安心サポートで状態を分析してくれる
ナユタ ・移動が容易な小型蓄電システム
・医療器具にも適した精密な電源
・医療現場や警察/消防に選ばれている
デルタ電子 ・屋内外設置できる分離型システム
・ファンレスによる静音設計で塩害に対応
・停電時は自立運転電源出力で大容量の家電が使える
ハンファQセルズ ・AIが自動で充電量をコントロールしてくれる
・スマホで蓄電状況がいつでも確認できる
・蓄電池ユニットの後付けや増設が可能
HUAWEI ・-20~55度まで対応しており環境耐性が高い
・安全性と異常検知機能が優れた設計
・5~30kWhの蓄電容量を選べる
DMMエナジー ・ライフスタイルに合わせて4つのモードを切替可能
・台風や大雪が予想される場合は停電に備えるモードがある
・非常時用の電気を使い切らないように設定ができる

おすすめランキングに入らなかった蓄電池メーカーは多いです。

しかし、個人の状況で最適なメーカーは異なるため、提案内容を確認して決めましょう。TOP10以外の蓄電池のほうが良い可能性があります。

相見積もり後に、メーカーの特徴について確認するのがおすすめです。

家庭用蓄電池のおすすめについてよくある質問

イラスト_家庭用蓄電池おすすめよくある質問

家庭用蓄電池のおすすめの導入時期は?

A.

蓄電池の導入タイミングは早いほうがおすすめです。2024年10月実施している補助金・助成金の予算に達して利用できない可能性があります。

また、いつまで国や地方自治体が導入を援助してくれるかわかりません。家庭用蓄電池の導入を検討しているなら、いますぐに相見積もりを取るところからはじめましょう。

手軽に比較できる「ソーラーパートナーズ」や「タイナビ蓄電池」がおすすめです。

▲よくある質問一覧に戻る

家庭用蓄電池の導入にはどのくらいの期間が掛かる?

A.

家庭用蓄電池の導入は1~6ヶ月ほど掛かります。期間にばらつきがあるのは、メーカー在庫がないと、取り寄せになるからです。

蓄電池のメーカーや型番を決めて、早めに工事を依頼するのがおすすめです。

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蓄電池で補助金や助成金はいつもらえる?

A.

蓄電池の補助金・助成金がもらえるタイミングは、制度によります。

国と地方自治体が実施している制度で異なります。詳しくは設置を依頼する業者に確認しましょう。

ちなみに、導入費用で用意したい場合はソーラーローンがおすすめです。蓄電池でも利用できます。

関連記事

▶ソーラーローンとは?金利や借入先も紹介
▶エネカリとは?リースと購入の違いを解説

▲よくある質問一覧に戻る

蓄電池の補助金や助成金の打ち切りはある?

A.

蓄電池の補助金・助成金の打ち切りはあります。予算に達したらもらえないからです。

打ち切りになる前に、施工業者と契約して申請しましょう。

▲よくある質問一覧に戻る

蓄電池と太陽光発電システムを組み合わせるのはおすすめ?

A.

家庭用蓄電池と太陽光発電システムを組み合わせて利用するのがおすすめです。蓄電池の機能を最大限に活用できます。

電気自動車を持っている場合は、トライブリッド型がおすすめです。車に充電したり、車から電力を供給できます。

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卒FITの対策で蓄電池の設置がおすすめ?

A.

卒FITの対策として、蓄電池の設置はおすすめです。

FITという電力の固定買取制度は10年で終わります。

終了後に電気は売れますが、半分以下になるため、太陽光発電システムを導入した人は蓄電池を取り付けて自家消費するほうが経済的なメリットが大きいです。

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ポータブル蓄電池で代用はできない?

A.

据え置きの家庭用蓄電池は、ポータブル蓄電池で代用できません。蓄電容量が圧倒的に違います。

スマホの充電ができればいい、という用途ならポータブル蓄電池で十分ですが、空調機器・ドライヤー・電子レンジなど普段の生活に欠かせない家電を使いたい場合は家庭用蓄電池が必要です。

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家庭用蓄電池のおすすめ【まとめ】

イラスト_家庭用蓄電池おすすめまとめ

家庭用蓄電池のおすすめメーカーは、自宅環境によって異なります。しかし、優良な施工業者に相談すれば、後悔せずに設置できます。

どの蓄電池を選ぶのがベストかわからない場合は、気軽に相見積もりを取って相談しましょう

簡単に無料で一括見積もりが可能です。以下のボタンから家庭用蓄電池の設置について、問い合わせるのがおすすめです。

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