太陽光発電の10年後はどうなる?売電価格や卒FIT後の手続きについて徹底解説

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アイキャッチ_太陽光発電10年後

太陽光発電の10年後の売電価格は?
自家消費や売電のFIT終了の手続きは?

太陽光発電の導入後に、FIT制度を適用すると、10年間は同じ価格で買い取ってもらえます。安定した収入を受け取れるのがメリットです。

しかし、太陽光発電の10年後は売電価格が下がって損するという意見があります。また、設置から10年経ったときに手続きしないと、無償で送電して収入にならないことも……

この記事では太陽光発電の10年後に何が起こるか、売電価格はどうなるのかを詳しく解説します。今後必要な手続きや、卒FITした人がどうしてるのかを紹介するので、参考にしてください。

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目次

太陽光発電の10年後はFIT制度が終了する【卒FIT】

イラスト_太陽光発電の10年後はFITが終了する

太陽光発電の10年後は、固定買取制度のFITが終了する時期です。

FITとは、固定価格で電気を買い取る制度です。2012年7月に創設されました。対象期間があり、売電開始から10年後に終了します。

開始時期で、10年間の売電価格が確定します。以降は、対象期間が過ぎるまで1kWhあたりの単価は変わりません。

卒FITとは

卒FITとは、売電開始から10年が過ぎて、FIT制度の固定価格で買い取ってもらえないことを指します。

太陽光発電の10年後の売電価格は下がる可能性が高い

イラスト_太陽光発電の10年後に売電価格は下がる確率が高い

  • 卒FIT後の売電価格は7~9円が相場
  • FITの固定買取価格は減少している

【2024年11月現在】卒FIT後の売電価格は7~9円が相場|既に導入した人は下がる

売電開始時期 FIT適用時の
売電価格
FIT終了後の
売電価格
2012年 42円 7~9円
2013年 38円
2014年 37円

参考:FIT・FIP制度の買取価格(資源エネルギー庁)
※FIT適用時の価格は10kW未満の場合
※FIT終了時の価格は2024年11月現在の地域電力会社の場合

2024年11月現在、FIT制度の対象期間を過ぎた人の売電価格は7~9円が相場です。2012年に開始した人は1kWhあたり42円で、10年間買い取ってもらえました。

また、2013~2014年に始めた場合も37円以上でした。しかし、卒FITの時期を迎えると10円未満に下がります。

太陽光発電システムを設置して10年後、売電価格は下がっている可能性が高いので、事前に押さえましょう。

各地域に対応する電力会社の卒FIT後の売電価格
売電価格(1kWhあたり)
北海道電力 8円
東北電力 9円
東京電力 8.5円
中部電力 7円
北陸電力 8円
関西電力 8円
中国電力 7.15円
四国電力 7円
九州電力 7円
沖縄電力 7.7円

FIT制度終了後の売電価格は、各電力会社で異なります

太陽光発電システムを設置して、最初に売電先を選んでいない場合は、利用地域で決まります。

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FITの売電価格は減少傾向|太陽光発電の導入は10年後ではなく今がベスト

スクショ_FITの売電価格の推移グラフ

参考:10kW未満の場合の買取価格・期間等|資源エネルギー庁

過去10年の売電価格を見ると、減少傾向にあります。2015年度以前と比べると、半分以下になっています。今後も、下がり続ける可能性が高いです。

過去の買取価格が高かった理由は、太陽光パネルが高価で導入コストが掛かっていたためです。しかし、2024年11月現在はお手頃な価格になりました。補助金も適用して実質コストが安いです。

太陽光発電の導入を検討しているなら、今年度中がおすすめです。売電価格は下がる可能性があります。現在導入すれば元を取りやすく、お得に使えます。まずは、無料で見積もりましょう。

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太陽光発電の10年後の対応方法3つ

イラスト_太陽光発電の10年後の対応方法は3つ

  • 1.太陽光発電を自家消費する
  • 2.太陽光発電の売電先を変更する
  • 3.そのままの比率で自家消費と売電を維持する

1.自家消費するのがおすすめ|太陽光発電で節約すれば10年後もお得

自家消費するときのポイント

  • 売電価格が下がってもお得
  • 毎月の電気代の支払いが減る
  • 設定変更や蓄電池などの導入が必要

太陽光発電の売電から10年経った人は、自家消費するのがおすすめです。買取価格の低下とは逆に、電気代は高騰しています。

発電した電気は家庭で使って、電力会社への支払いを削減するほうがお得です。ただし、自家消費を積極的に進めるためには、パワーコンディショナーの設定変更や蓄電池の設置が必要です。

蓄電池の設置は元が取れるかシミュレーションして、検討しましょう。100%自家消費するのは難しいため、可能な限り使うという意識で取り組むのが良いです。

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2.太陽光発電の売電先を変更する|10年後も買い取ってもらえる

売電先を変更するときのポイント

  • 地域の電力会社より買取価格が高い傾向
  • 売電先は地域や条件で選択肢が絞られる

太陽光発電の設置から10年後の対応として、売電先を変更して高く買い取ってもらう方法があります。

売電開始時は、買い取ってもらう電力会社を選んでいない人が多いです。しかし、10年後にFIT制度の対象外になった際に電力会社を変更しないと、格段に買取価格が下がります。

太陽光発電システムの導入から10年後に、売電を続けるなら電力会社を選びましょう。

売電先は条件で選択肢が絞られる

10年後に太陽光発電の売電先を変える場合、利用地域や条件で選択肢が限られます。例えば、沖縄県は「資源エネルギー庁のWebサイトに登録済みの売電事業者」が4社しかありません。

また、一部の電力会社は、ガスや使用する電気料金プランの契約がないと売電価格が下がる、などの条件があります。高く買い取ってもらう会社を決める場合は、選択肢が絞られます。

ちなみに、使用する電力の会社と売電先は分けて、別々に契約できます。1社にまとめるとお得な場合もありますが、自由に選択可能です。

3.自家消費の比率や売電先を変更せず維持|損するのでおすすめしない

現状維持のポイント

  • 対応しなくてもよいが一番損する選択肢
  • 電気代があまり節約できない
  • 太陽光発電の売電収入は半分以下になる

太陽光発電の自家消費割合を増やしたり、売電先を変えずに10年後も同じ状態で維持するのはおすすめしません。卒FITの対応を、まだ考えていない人は、自家消費を中心にするか売電先を変更しましょう。

何もしないのが最も損です。自動継続ではない電力会社の場合は、発電した電気を無償で提供するだけに変わります。参考:資源エネルギー庁の「どうする?ソーラーのよくある質問

自家消費割合を増やすと、電気代の削減効果が高まるので一番お得です。蓄電池を設置すると、節約効率が良くなります。電気消費量が少ない人は、売電先の変更が向いています。

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11年目以降の太陽光発電の売電は手続きが必要な可能性がある

11年目以降の太陽光発電の売電は、手続きが必要な可能性があります。利用している地域の電力会社によって違います。

例えば、東北電力で売電契約をしている場合は、FIT開始から10年後に電話手続きが必要です。(参考:東北電力)

期間満了の4ヶ月前を目安に事前通知が届く可能性が高いです。連絡がなかったり、疑問点がある場合は、各電力会社に問い合わせましょう。

太陽光発電設備を設置して10年後の卒FITユーザーの対応

イラスト_卒FITユーザーの対応

  • 蓄電池を導入して効率良く自家消費している
  • 売電価格を重視で買取先を変えている

蓄電池と合わせて効率良く自家消費しているユーザーが多い

太陽光発電システムを設置して10年後の卒FIT対象者は、蓄電池と合わせて効率良く自家消費している人が多いです。

「蓄電池の設定を試行錯誤している」「自家消費を優先して電力プランやエコキュートを変えた」などの声がありました。

FITの対象期間が過ぎたら、蓄電池を設置して自家消費を優先しましょう。

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売電価格を重視するユーザーは買取先を変えている

FITの開始から10年後に、太陽光で発電した電気を買い取ってもらう人は、売電先を変更しています。地域の電力会社の価格は安いからです。

2016年以降に登場した「新電力」と呼ばれる会社の売電価格のほうが、高い傾向にあります。「相場の8~9円より高く買い取ってもらえている」という口コミが見られました。

ただし「高く買い取ってもらえるようになったけど、手続き方法がわかりにくかった」という意見もあります。わからない場合は、電話やメールで各会社に確認しましょう。

売電先として選べる事業者一覧

売電先として選べる電力会社
RE100電力 アイエスジー 有明エナジー
飯田
まちづくり電力
いこま市民パワー 出光
グリーンパワー
出光興産 伊藤忠エネクス 宇都宮
ライトパワー
au
エネルギー&ライフ
ENEOS エネックス
エバーグリーン・
リテイリング
MC
リテールエナジー
縁人
おいでん
エネルギー
大阪ガス 沖縄ガス
ニューパワー
沖縄電力 関西電力 Q.ENESTでんき
九州エナジー 九州電力 グリーン
ピープルズパワー
京葉瓦斯 コープ電力 五島市民電力
サーラeエナジー CWS 四国電力
静岡ガス&パワー シン・エナジー 新電力おおいた
須賀川瓦斯 スマートテック 生活クラブ
エナジー
全農エネルギー 大東ガス 大和ハウス工業
秩父新電力 千葉電力 中海テレビ放送
中国電力 中部電力 東急
パワーサプライ
東京ガス 東京電力エナジー
パートナー
東邦ガス
東北電力 東名 ところざわ
未来電力
どさんこパワー とっとり市民電力 トドック電力
なんとエナジー 日本ガス
(エナジードリーム)
浜松新電力
はりま電力 パルシステム電力 ふかやeパワー
富士山エナジー 藤田商店 ぶんごおおの
エナジー
北陸電力 北海道ガス 北海道電力
坊っちゃん電力 丸紅新電力 宮崎電力
みやまスマート
エネルギー
みんな電力 ループ
和歌山電力

もっと見る

参考:売電できる事業者(資源エネルギー庁)

卒FITを迎えた人は、上記の事業者から売電先を選べます。ただし、対象地域が限られている可能性があります。

詳しくは「売電できる事業者のWebサイト」を確認しましょう。利用地域をクリックすると、対応している事業者の一覧が表示されます。

10年後を見据えて今すぐに太陽光発電を導入するのがおすすめ

イラスト_太陽光発電の導入がおすすめ

  • 10年後より今のほうが高く買い取ってもらえる
  • 太陽光発電の補助金制度がある
  • 自家消費すれば初期費用は回収できる

10年後より今のほうがFITで高く買い取ってもらえる

10年後に太陽光発電を導入するより、今のほうがFITで高く買い取ってもらえます

2024年のFITの売電価格は16円ですが、10年前の2014年は37円でした。1kWhあたり、2倍以上の差があります。

太陽光発電の売電価格は減少傾向なので、早く導入したほうが高く買い取ってもらえます。また、FIT制度は継続するかわかりません。導入を検討しているなら、すぐに一括見積もりしましょう。

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FITの売電価格の推移

売電価格(1kWhあたり)
2024年度 16円
2023年度 16円
2022年度 17円
2021年度 19円
2020年度 21円
2019年以前の売電価格推移
売電価格(1kWhあたり)
2019年度 24円
2018年度 26円
2017年度 28円
2016年度 31円
2015年度 33円
2014年度 37円
2013年度 38円
2012年度 42円

10kW未満の場合の買取価格・期間等|資源エネルギー庁のデータ

FITの固定買取価格は、減少傾向です。太陽光発電システムの設置コストが下がったため、連動して買い取り料金も安くなっています。

しかし、売電価格の減少とは反対に電気代が高騰しています。太陽光発電した電力を、自家消費するとお得です。

太陽光発電の導入で活用できる補助金制度がある

補助金額 条件 申請期限 申請者
ZEH(ゼッチ)
補助事業
ZEH:55万円/戸
ZEH+:100万円/戸
・省エネ性が高いZEH住宅を新築で建築/購入
・ZEHビルダーが設計や建築している
2025年1月7日(火)
17:00
※予算額に達し次第終了
個人または
販売業者
【追加補助対象】
PVTパネル:最大90万円
蓄電池:最大20万円

2024年11月現在、太陽光発電を導入すると受け取れる補助金があります。上記は政府が主導している制度です。

ZEH支援事業で、国から補助金を受け取れます。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で「消費電力と生み出すエネルギーの収支がゼロの家」という意味です。

太陽光発電システムの導入とともに、省エネ・創エネ・断熱に関するリフォームの基準をクリアすれば、高額な補助金がもらえます。詳しくは、以下の記事で解説しています。

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▶2024年最新!太陽光発電の補助金を徹底解説

太陽光発電で自家消費すれば初期費用は回収できる

削減できる電気代の累計
1年目 145,824円
2年目 291,648円
4年目 583,296円
6年目 874,944円
8年目 1,166,592円
10年目 1,458,240円

岐阜県可児市のデータに基づいて中部電力の従量電灯B契約で計算
※4人家族で毎月466kWhを消費する想定
※余った場合は売電・足りない場合は電力会社から供給を受ける

太陽光発電で自家消費すれば、効率的に元が取れます。初期費用は、問題なく回収できる場合がほとんどです。

すべて自家消費に充てるシミュレーションでは、10年後に約146万円分の電気代が削減できる計算です。補助金で実質費用が145万円に収まれば、早めに元が取れます。

初期費用を回収した後は、取り外すまで節約できてお得です。10年後には自家消費で元を取って、太陽光発電をお得に活用しましょう。

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▶太陽光パネル寿命は何年?長持ちさせるメンテナンスも徹底解説!

太陽光発電の売電収入だけでは回収は難しい

売電収入の累計
1年目 81,280円
2年目 162,560円
4年目 325,120円
6年目 487,680円
8年目 650,240円
10年目 812,800円

岐阜県可児市のデータに基づいて1kWhあたり16円で計算
※出力制御で売電できない期間なしの想定

太陽光発電の売電だけで元を取るのは難しいです。電気をすべて買い取りにしてもらう場合は、10年で約81万円の収入が得られる計算です。

しかし、太陽光発電システムの初期費用は100万円程度なので、売電収入に限定すると10年で元を取るのが難しいです。

自家消費メインなら蓄電池と合わせて導入するのがベスト

自家消費メインなら、太陽光発電システムと蓄電池と合わせて導入するのが最適です。ソーラーパネルだけでは、電気を使い切れません。

電力を貯めて、夜間に利用するために蓄電池が必要です。10年後を見越して、最初から太陽光発電システムとセットで導入しましょう。

2024年11月現在は、補助金を適用すれば実質コストが安いです。優良業者なら、申請についてサポートしてくれます。まずは、無料で一括見積もりしましょう。

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太陽光発電を導入して10年後の卒FIT対象者は蓄電池の設置がおすすめ

イラスト_蓄電池の設置がおすすめ

  • 自家消費で効率良く節約できる
  • 2024年11月現在は補助金でお得に導入できる
  • 災害や停電時に電気を利用できるメリットがある

自家消費で効率良く節約できる

既に太陽光発電システムを設置している場合は、蓄電池と合わせて活用すると効率的に節約できます。ソーラーパネルだけでは、日中帯しか自家消費できません。

蓄電池があれば、日中に貯めて、いつでも電気を使えます。太陽光発電システムだけで10年運用しているなら、卒FITになるタイミングで導入するのがおすすめです。

蓄電池のメリット・デメリットや後付け価格については、以下の記事で詳しく解説しています。

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▶蓄電池のメリット・デメリットを徹底解説
▶蓄電池の後付け価格相場について徹底解説

おひさまエコキュートを導入するのもおすすめ

太陽光発電設備を導入して10年後のユーザーは、おひさまエコキュートを活用するのもおすすめです。

ガス湯沸かし器の代わりになるエコキュートは本来、電気の安い夜間にお湯を沸かすシステムです。おひさまエコキュートは、太陽光で発電する日中に沸かします。

エコキュートの導入で気になっているなら、ぜひAoieにお問い合わせください。太陽光発電や蓄電池と合わせてご提案いたします。

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2024年11月現在は蓄電池の補助金でお得に導入できる

補助金額 条件 申請期限 申請者
DR補助金 3.7万円/kWh
補助金上限額:60万円
※評価基準を満たせば増額
・新規で蓄電池を導入する
・SII認定の製品を購入
・DR契約をする
・補助金は導入費の1/3まで
2024年12月6日(金)
※予算額に達し次第終了
販売業者
子育てエコホーム
支援事業
蓄電池設置のみ:6.4万円/戸 ・エコホーム支援事業者と契約する
・リフォームで蓄電池を設置する
2024年12月31日(火)
※予算額に達し次第終了
工事施工業者
ZEH(ゼッチ)
補助事業
ZEH:55万円/戸
ZEH+:100万円/戸
蓄電池導入:最大20万円
※評価基準を満たせば増額
・省エネ性が高い住宅(ZEH/ZEH+)を購入
・ZEHビルダーが設計や建築している
2025年1月7日(火)
17:00
※予算額に達し次第終了
個人または
販売業者

2024年11月現在、蓄電池は補助金を活用すると導入費用を抑えられます。政府主導の補助金・助成金が3つあるからです。

地方自治体の制度と併用できるため、支援に積極的な地域に住んでいると費用が安くなります。

ただし、どれも予算に達した時点で受付が締め切られます。蓄電池の補助金については、以下の記事で詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。

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▶2024年最新!蓄電池の設置で適用できる補助金を徹底解説

災害や停電時に電気を利用できるメリットがある

イラスト_災害・停電時に蓄電池の電気が使える

蓄電池を設置すると、災害や停電時に電気が使えます。一定量の電力を確保する設定にすれば、停電時に設定を切り替えるだけで使えます。

効率良く自家消費できるうえに、停電に備えられる点もメリットです。太陽光発電の10年後に自家消費に切り替えるなら、蓄電池を導入しましょう。相見積もりを取ると、お得に契約できます。

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太陽光発電の10年後についてよくある質問

太陽光発電でよくある疑問を抱いている人のイメージ

太陽光発電を設置して10年後はどうするのがベスト?

A.

太陽光発電の導入から10年後は、自家消費の割合を増やすのがおすすめです。蓄電池を活用すると、夜間帯でも貯めた電気をつかえます。

既に太陽光発電を導入している人は、後付けしましょう。まだ両方取り付けていないなら、今すぐにまとめて設置するのがおすすめです。

一括見積もりサイトの「ソーラーパートナーズ」や「タイナビ」を利用すると、無料で簡単に業者が見つけられます。

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太陽光発電の10年後の売電価格は?

A.

10年後の太陽光発電の売電価格は、下がっている可能性が高いです。FIT制度が開始した2012年より導入コスト自体が低下しています。

ポジティブな予想では、現状の水準が維持されます。2024年11月現在、電力会社に支払う利用料金の単価のほうが高いです。

関連記事

▶太陽光発電の今後や将来性を解説

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太陽光発電の設置から10年後の卒FITユーザーはどうしてる?

A.

FIT制度の対象外になった卒FITユーザーは、自家消費の比率を増やしているか、売電先の電力会社を変更している人が多いです。

自家消費を重視する人は、蓄電池を追加で取り付けたり、電気自動車への送受電で活用しています。

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太陽光発電の10年後にFITが終わる具体的な時期は?

A.

FITが終わる時期は、太陽光発電の売電開始から10年後です。具体的には、2009年11月に売電を開始した人は2019年の11月に満了します。

正確に満了時期を確認したい場合は、電力会社との契約書を確認しましょう。ちなみに、満了の4~6ヶ月前に通知が届くパターンが多いです。

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太陽光発電の2019年問題とは?

A.

太陽光発電の2019年問題は、余剰電力の買取制度が始まった2009年に売電を始めた人が10年目の期限を迎えることです。余った電気を売れないユーザーが初めて現れたため、対応に追われました。

ちなみに、2009年11月から2012年6月までに太陽光発電の売電を始めた人も、固定価格での買取でした。

FIT制度が開始されたのは2012年ですが、2009~2011年に10年目を迎えることも卒FITと表現しているケースがあります。

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太陽光発電の10年後まとめ|自家消費ならお得に使える

まとめのイメージ

おすすめの対応方法
10年後が不安で
導入検討中の人
すぐに太陽光発電システムを導入する
(蓄電池と合わせて利用するのがベスト)
設備導入後
10年経つ人
蓄電池を導入・交換して自家消費する

太陽光発電の10年後の売電価格は、現時点よりも下がる可能性が高いです。しかし、自家消費する目的なら、すぐにソーラーパネルを導入するのがおすすめです。

2024年11月現在は、電気代が高騰しています。上昇傾向なので、売らずに使うほうが圧倒的にお得です。太陽光発電システムと蓄電池と合わせて導入しましょう。

電気代の節約で太陽光発電の導入が気になっているなら、まずは見積もりを依頼して、価格を見比べましょう。契約を強制しない以下の優良なサイトは、完全無料で利用できます!

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