太陽光発電の設置費用の相場は?パネル以外の機器の価格や値段を安く抑える方法を解説

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アイキャッチ_太陽光発電_設置費用

太陽光発電の設置費用は?
太陽光パネル以外に何が必要?

値上がりを続ける電気代を削減する手段として、太陽光発電の導入を考えている家庭が増えています。自家発電すれば、電力会社から電気を買う量が減るため、光熱費が節約できます。

しかし、太陽光発電の設置費用がどれくらい掛かるかわからず導入に踏み出せない人もいるでしょう。高額な費用を払ったうえで、本当に元が取れるか不安に思う人も……

この記事では、太陽光発電の設置費用を詳しく解説します。必要な機器の説明や、お得にソーラーパネルを設置する方法も紹介しているので、参考にしてください。

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目次

太陽光発電の設置費用

イラスト_太陽光発電の設置費用

  • 太陽光発電の設置費用の目安
  • 蓄電池とセットでの設置費用の目安

太陽光発電の設置費用の目安は86.4~201.6万円

太陽光パネルの
発電容量
太陽光パネルの
見積もり価格目安
3kW 86.4万円
4kW 115.2万円
5kW 144.0万円
6kW 172.8万円
7kW 201.6万円

参考:太陽光発電について(2023年)|資源エネルギー庁

太陽光発電の設置費用の目安は、86.4~201.6万円です。3~5人家族で選ばれているソーラーパネルの容量3~7kWに、28.8万円/kWを掛けて試算しています。

発電量によって価格の目安は変わります。1日あたり10時間発電したと仮定すると、4kWのソーラーパネルで20%発電すれば1ヶ月で240kWになります。

1世帯あたり1ヶ月の平均的な電気の使用量は約348kWhなので、7割程度の消費電力を補える計算です。(参考:家庭でのエネルギー消費量について|環境省)

メーカー別の太陽光パネル価格表
3kW 4kW 5kW 6kW 7kW
カナディアンソーラー
(CS6R-410MS)
681,450円 908,600円 1,135,750円 1,362,900円 1,590,050円
長州産業
(CS-348G81)
750,750円 1,001,000円 1,251,250円 1,501,500円 1,751,750円
Qセルズ
(Q.PEAK DUO-G9)
762,300円 1,016,400円 1,270,500円 1,524,600円 1,778,700円
ネクストエナジー
(NER072M275F-MD)
947,100円 1,262,800円 1,578,500円 1,894,200円 2,209,900円

※市場価格に近くなるように定価の35%の価格で計算

カナディアンソーラー・長州産業・Qセルズは目安で挙げた金額より安く導入できます。一方で、ネクストエナジーの太陽光パネルは高いです。

発電性能に大きな差はないので、安く導入できるメーカーの太陽光パネルがおすすめです。なかでも、カナディアンソーラーの太陽光パネルはお得で品質も高いです。

会社名のリンクから、各メーカーの製品カタログをチェックできます。気になる人は詳細を確認しましょう。

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▶★太陽光パネルの価格は1枚いくら?

太陽光発電システムの設置費用の内訳

導入費用の目安 太陽光発電の
見積もり費用に占める割合
ソーラーパネル 86.4~201.6万円 51%
工事費 44.1~102.7万円 26%
パワー
コンディショナー
27.1~63.2万円 16%
その他(架台など) 11.8~27.6万円 7%

太陽光発電システムの設置費用の内訳です。ソーラーパネル以外に、設置工事費やパワーコンディショナー、その他架台などの費用が発生します。

ソーラーパネルだけなら、86.4~201.6万円が目安です。次に割合の高い工事費は、44.1~102.7万円が基準です。ちなみに、設置する屋根の面数によって工事費は変動します。

また、太陽光パネルの設置工事で足場を組む場合は、別途料金が発生する可能性が高いです。見積もり価格が目安の金額より大幅に高い場合は、工事費の内訳なども確認しましょう。

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太陽光発電システム・蓄電池セットの設置費用の目安は197.6~312.8万円

太陽光パネルの
発電容量
太陽光パネル+
蓄電池の価格目安
3kW 197.6万円
4kW 226.4万円
5kW 255.2万円
6kW 284.0万円
7kW 312.8万円

※蓄電池の容量は8kWhで固定
※蓄電池の価格は111.2万円

太陽光発電システムと蓄電池をセットで導入する場合の価格目安は197.6~312.8万円です。蓄電池の価格は1kWhあたり13.9万円で計算しています。(参考:蓄電システムの普及拡大策に向けた調査|三菱総合研究所)

太陽光パネルと蓄電池をセットで導入する場合は、200~300万円用意しましょう。パネルのみ設置するケースより価格は高くなりますが、効率の良い電力の運用が可能です。

太陽光パネルと蓄電池はセットで導入するのがおすすめ

太陽光パネルと蓄電池はセットでの導入がおすすめです。それぞれの補助金を併用すると、設置費用を抑えられます。

また、発電した電気を溜めておけるので、効率よく電力を運用できます。後付けで設置するより工事の回数も少なくなるうえに、セットでの導入は割引を受けやすいです。

セットで導入するなら、一括見積もりサイトを利用しましょう。太陽光パネルと蓄電池をお得に設置してくれる業者が見つかります。

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太陽光発電の設置費用を抑える方法

イラスト_太陽光発電の設置費用を抑える方法

  • 設置費用が対象になる補助金を適用する
  • 初期費用はソーラーローンで0円にできる
  • 太陽光発電の一括見積もりサイトを利用する

ソーラーパネルの設置費用が対象になる補助金を適用する

補助金額 条件 申請期限 申請者
ZEH(ゼッチ)
補助事業
ZEH:55万円/戸
ZEH+:100万円/戸
・省エネ性が高いZEH住宅を新築で建築/購入
・ZEHビルダーが設計や建築している
2025年1月7日(火)
17:00
※予算額に達し次第終了
個人または
販売業者
【追加補助対象】
PVTパネル:最大90万円
蓄電池:最大20万円

太陽光発電システムの設置に際して、ZEH支援制度で国から支援を受けられます。最大で100万円が値引きされるうえに、蓄電池とセットで導入する場合は補助金の併用が可能です。

省エネ性・創エネ性・断熱性などの基準をクリアすれば、多くの補助金をもらえます。また、条件を満たす住宅に太陽光発電システムを設置する場合はお得です。

ZEH支援事業以外の制度を利用する場合は、住んでいる地域の自治体で実施しているか調べましょう。以下の記事で太陽光発電の補助金について解説しているので、参考にしてください。

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▶太陽光発電の補助金を徹底解説!

太陽光発電・蓄電池のセットなら多くの補助金が受け取れる

補助金額 条件 申請期限 申請者
DR補助金 3.7万円/kWh
補助金上限額:60万円
※評価基準を満たせば増額
・新規で蓄電池を導入する
・SII認定の製品を購入
・DR契約をする
・補助金は導入費の1/3まで
2024年12月6日(金)
※予算額に達し次第終了
販売業者
子育てエコホーム
支援事業
蓄電池設置のみ:6.4万円/戸 ・エコホーム支援事業者と契約する
・リフォームで蓄電池を設置する
2024年12月31日(火)
※予算額に達し次第終了
工事施工業者
ZEH(ゼッチ)
補助事業
ZEH:55万円/戸
ZEH+:100万円/戸
蓄電池導入:最大20万円
※評価基準を満たせば増額
・省エネ性が高い住宅(ZEH/ZEH+)を購入
・ZEHビルダーが設計や建築している
2025年1月7日(火)
17:00
※予算額に達し次第終了
個人または
販売業者

太陽光発電と蓄電池はセットで導入すると補助金が多く受け取れます。併用でき、両方の支援を受けられるからです。

蓄電池の補助金は自治体によって異なります。対象となる条件や申請のタイミングが違うので、詳しく知りたい人は以下の記事を確認してください。

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▶家庭用蓄電池の補助金を解説!

太陽光発電システムの初期費用はソーラーローンで0円にできる

太陽光発電システムの初期費用は、ソーラーローンを利用すると0円にできます。太陽光発電の導入で借りられるため、まとまった費用を準備するのが難しい場合に活用できます。

ソーラーローンの借り入れ条件は、太陽光発電システムの導入です。保証人なしで借りられて、柔軟性が高いのが特徴です。

以下の記事で、ソーラーローンについて詳しく解説しています。また、金利の安い借り入れ先も紹介しているので、参考にしてください。

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▶ソーラーローンでおすすめの借入先を大公開!

太陽光発電の一括見積もりサイトを利用する

一括見積もりサイトで比較するのがおすすめ

太陽光発電の設置費用を安く抑えるなら、一括見積もりサイトを活用しましょう。比較すれば、お得な業者がわかります。

一括見積もりサイトを経由すると、太陽光発電業者は比較される前提で大幅に割引した見積もりを出します。安く設置できる可能性が高いので、サイトを利用して依頼しましょう。

おすすめの一括見積もりサイトは「ソーラーパートナーズ」と「タイナビ」です。簡単に見積もりが取れるので、安く設置できる業者を選んで問い合わせできます。

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太陽光発電の設置費用を回収するなら売電より自家消費がおすすめ

イラスト_太陽光発電で自家消費がおすすめな理由

売電するより自家消費して電気代を削減するほうがお得

イラスト_売電より自家消費のほうがお得

自家発電した電力は、売るよりも消費したほうが電気代が節約できます。1kWhあたりの電気代は31円です。(参考:全国電気製品公正取引協議会)

また、1kWhあたり売電価格は16円で、太陽光発電の売電価格より、電気会社に支払う電気料金のほうが高いです。(参考:調達価格等に関する意見|経済産業省)

電力を自家消費したほうが、1時間あたり15円お得になります。2024年12月現在では、電気代が売電価格を上回るため、太陽光発電システムで発生した電力は自家消費するのがお得です。

太陽光発電の設置費用の相場と売電価格の推移

太陽光発電の
設置費用
売電価格
(1kWあたり)
元を取れる
までの機関
2024年 127.5万円 16円 15.4年
2023年 142.0万円 16円 17.2年
2022年 137.0万円 17円 15.6年
2021年 137.5万円 19円 14.0年
2020年 146.0万円 21円 13.5年
2019年 152.5万円 24円 12.3年
2018年 166.5万円 26円 12.4年
2017年 180.0万円 28円 12.5年

参考:調達価格等に関する意見|経済産業省

太陽光発電の設置費用と売電価格は、ともに減少傾向です。直近3年の数字を見ると、元を取ろうとすると15年以上かかる計算です。

太陽光発電の設置費用は下がっていますが、同時に売電価格も下がっています。売電価格に関しては、2024年12月時点で1kWあたり16円での買い取りです。

一方で、電気代は値上がりが続いているため、発電した電気は売るより自家消費したほうがお得です。太陽光発電システムを設置して運用すると、電気代が安くなります。

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▶太陽光発電で売電できなくなる?
▶太陽光発電の今後や将来性について解説

太陽光発電の設置費用の元が取れるまでのシミュレーション

イラスト_太陽光発電の売電・自家消費のシミュレーション

  • パターン①自家消費100%
  • パターン②売電50%+自家消費50%
  • パターン③売電100%
シミュレーションの前提条件

①自家消費100%なら太陽光発電の設置費用の元が取れるまで5.2年

太陽光発電システムを設置して、自家消費100%で運用すると5.2年で元が取れる計算です。10年で約146万円の電気代削減が見込めます。

生み出される電気は、家庭で使うのが最もお得だとわかる試算結果でした。ただし、実際は季節で発電量が変わるため、100%消費するのは難しいです。

しかし、蓄電池を一緒に設置すると自家消費率を挙げられます。回収期間を計算して、元が取れるように太陽光発電と合わせて導入するのがおすすめです。

自家消費100%の経過年数シミュレーション

削減できる電気代の累計
1年目 145,824円
2年目 291,648円
4年目 583,296円
6年目 874,944円
8年目 1,166,592円
10年目 1,458,240円

自家消費100%のシミュレーションでは、1年間で約14.6万円お得です。

ただし、シミュレーションでは電力消費量よりも発電量のほうが多い月があります。上回った場合は売電する計算で、上記の金額を出しています。

②自家消費と売電が半々なら太陽光発電の設置費用の元が取れるまで6.8年

太陽光発電システムを導入して売電価格と自家消費を50%ずつの割合にすると、元が取れるまでの期間は6.8年です。岐阜県可児市の試算に近く、現実的な結果です。

政府は「FIT制度」で、10年間同じ売電価格で電気を買い取ってくれます。対象期間内で元が取れるため、太陽光発電はお得といえます。

元が取れた後は、経済的なメリットしかありません。太陽光パネルは20~30年使えるため、設置後のメンテナンス費用を考慮しても、お得に活用できます。

売電・自家消費50%ずつの経過年数シミュレーション

売電・自家消費で
得する金額の累計
1年目 112,613円
2年目 225,226円
4年目 450,452円
6年目 675,678円
8年目 900,904円
10年目 1,126,130円

売電と自家消費の割合が50%ずつの場合は、1年間で約11.3万円お得です。10年経つと、約113万円のメリットがあります。

今回のシミュレーションでは、7年目を迎える前に元が取れる計算です。太陽光発電を導入すれば、お得に電力を運用できます。

③売電100%なら太陽光発電の設置費用の元が取れるまで9.4年

太陽光発電して100%売電する場合は、理論上9.4年で元が取れます。しかし、自家消費すれば約5年で元が取れるため、お得とは言い難いです。

太陽光発電は、自家消費での導入がおすすめです。シミュレーション結果を見ても、元を取るまでの期間が4年以上違います。

2024年12月現在は、売電価格よりも電気料金のほうが高いです。買い取りだけでなく、自家消費してお得に電力を運用しましょう。

売電100%の経過年数シミュレーション

売電収入の累計
1年目 81,280円
2年目 162,560円
4年目 325,120円
6年目 487,680円
8年目 650,240円
10年目 812,800円

※出力制御で売電できない期間なしの想定

太陽光発電システムを導入して、売電100%で運用した場合のシミュレーションでは、1年で8.1万円お得になる計算です。

自家消費の割合が50%以上だと得する金額が10万円を超えるため、売電だけで運用するのはおすすめしません。

余った電力だけを売却して、自家消費を重視しましょう。パワーコンディショナーの設定で変更可能です。

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太陽光発電の設置後に掛かる費用

イラスト_太陽光発電の設置後に掛かる費用

  • 太陽光発電を設置後の維持費用
  • 太陽光発電の撤去/廃棄費用

太陽光発電の設置後の維持費は年間で1.5万円

発電量維持や安全性確保の観点から3~5年ごとに1回程度の定期点検が推奨されており、1回当たりの定期点検費用は相場は約4.7万円程度である

引用:太陽光発電について|資源エネルギー庁

太陽光発電システムを設置した後に発生する維持費は、太陽光パネルの容量1kWに対して年間で3,000円程度なので、5kWで試算すると約15,000円です。

太陽光発電システム設置後は、1回あたり約4.7万円ほどの定期点検が必要です。ただし、3~5年に1度でいいので、4年に1度点検した場合でも年間で1万円程度です。

売電収入でカバーできる価格なので、実際の維持費はほとんど掛からない可能性が高いです。ちなみに、3~5年に1度の定期点検は義務なので、忘れずに実施しましょう。(参考:太陽光発電協会)

太陽光パネル設置後はハト対策も必要

太陽光パネルを屋根に設置した場合は、鳥対策も必要です。屋根と太陽光パネルの間に侵入して、雨や天敵から身を守れる場所として住み着く可能性があります

とくにハトは、帰巣本能が強く繁殖力も高いため、巣を作る可能性が高いです。屋根や太陽光パネルがフンで汚れたり、羽根が機器の内部に入り込んで故障につながる恐れがあります。

対策としては、屋根と太陽光パネルの隙間を塞いでしまうのが効果的です。網などを設置して、野鳥による害を避けましょう。(参考:バードブロッカー|株式会社コーユー)

太陽光発電の撤去・廃棄費用

イラスト_太陽光発電の撤去_廃棄費用

太陽光パネルが寿命で使えなくなった場合は、処分するための費用が発生します。産業廃棄物と判断される可能性が高いため、専門業者に依頼する必要があるからです。

回収費用は、太陽光パネルの枚数や依頼先の業者によって異なります。廃棄を検討する場合は、地方自治体のサイトで、処理可能な業者に問い合わせましょう。

適切に処理できない業者に依頼すると、有害物質による汚染のリスクがあります。太陽光発電協会のWebサイトでも、撤去作業が可能な業者が確認できるので、迷ったら以下から探しましょう。

外部リンク

▶適正処理が可能な業者一覧(太陽光発電協会)

太陽光パネルの寿命は20~30年

機器の寿命
太陽光パネル 20~30年
パワーコンディショナー 10~15年

太陽光パネルの寿命は20~30年が目安です。可動部品が少なく、一般的な家電製品よりも長持ちする傾向があります。(参考:太陽光発電の実態調査|総務省)

定期的にパネル表面の掃除をすると、寿命を延ばせる可能性があります。また、発電量をこまめにチェックすると、不具合が起きた際に早期発見できます。

太陽光パネルを長く使うためには、日頃の手入れと発電量の確認が重要です。不具合を発見したら、早めに専門業者へ連絡しましょう。

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▶太陽光パネルの寿命やメンテナンス方法を徹底解説!

太陽光発電システムに必要な設備一覧

イラスト_太陽光発電システムに必要な設備

設備の説明
ソーラーパネル 太陽光を電気に変換する装置
接続箱 太陽光パネルからの配線を一本にまとめてパワーコンディショナーに送るための装置
パワー
コンディショナー
太陽光パネルで発電した電気を家庭で使えるように変換する装置
分電盤 家の配線に電気を分ける装置
電力量計 電力会社に売った電力や買った電力を計量するメーター
蓄電池 太陽光パネルで発電した電気をためる装置
発電量モニタ 発電量や消費電力量などを表示する装置

太陽光発電には必要な機器・設備があります。ソーラーパネルを使って生み出した電気は、パワーコンディショナーという変換器を使って家庭内で使える状態の電力にします。

パワーコンディショナーで変換して使えるようになった電力は、分電盤によって家じゅうに分配されます。また、発電した電気を蓄電池に溜めておけば、非常時の電源として利用可能です。

ちなみに、発電量モニタを確認すれば、1日で生み出した電気量や消費した電力がわかります。ソーラーパネルの発電効率が落ちていないか、こまめにチェックしましょう。

太陽光発電の設置費用が安いおすすめパネルメーカー3選

パネルメーカー おすすめな人
ロゴ_長州産業▼長州産業 ・国内生産の製品が使いたい
・手厚い保証を受けたい
・変換効率の高いパネルを設置したい
ロゴ_カナディアンソーラー▼カナディアン
ソーラー
・太陽光パネルを安く設置したい
・期間の長い保証を受けたい
・耐久性の高い製品を使いたい
ロゴ_Qセルズ▼Qセルズ ・高品質なパネルを安く導入したい
・気候の影響を気にせず発電したい
・蓄電池も一緒に設置したい

長州産業|変換効率が業界トップクラス

スクショ_長州産業の太陽光パネル_プレミアムブルー

出典:長州産業 公式

長州産業の特徴

  • 業界トップクラスの変換効率
  • 太陽光の紫外線を電気に変換できる
  • 高耐久の太陽光パネル

長州産業の太陽光パネルは、独自技術の採用で変換効率が業界トップクラスです。なかでも、Gシリーズのプレミアムブルーは、高性能なモデルです。

影が掛かっても発電ロスを最小限に抑えられる技術で生産されています。ハーフカットセルで電子の通り道のパスバーが多いため、電子を効率良く運べます。

また、太陽光の紫外線を電気の生成に用いるシステムも搭載しています。さらに高耐久で長く使えます。品質の良い太陽光パネルを選びたいなら、長州産業のGシリーズにしましょう。

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カナディアンソーラー|出力の劣化を抑える技術を採用

スクショ_カナディアンソーラーTopHiKu6シリーズ

出典:カナディアンソーラー公式

カナディアンソーラーの特徴

  • 出力の劣化を低減する設計
  • 積雪や突風に強い高耐久度
  • 30年間の出力保証

カナディアンソーラーの太陽光パネルは、高出力で変換効率が優秀です。また、出力の劣化を抑えるための技術が使われています。

代表的なラインであるTOP HiKu6シリーズは表面の傷にも強く、積雪や暴風にも耐えられるモデルです。また、気候に関わらず発電効率が落ちにくいのが特徴です。

日本の住宅屋根にフィットするよう設計されています。複数のパネルを組み合わせると、自由度の高いレイアウトで設置可能です。

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Qセルズ|気候に左右されない新型モデル

スクショ_QセルズQTRONシリーズ

出典:Qセルズ公式

Qセルズの特徴

  • 高出力を実現する独自技術を採用
  • 低照度でも発電効率が下がりにくい
  • 気候に左右されない発電性能

Qセルズの太陽光パネルは、発電効率が高いうえに出力も高いです。Q.TRONシリーズは新型モデルで、機能面で優れているだけでなく、悪天候にも耐えられる設計になっています。

-40~85℃までの温度変化の試験を600回、高温多湿での運転テストを2,000時間実施しています。発電効率が気候に左右されにくいので、環境を選ばず導入可能です。

従来の太陽光パネルより影による影響を受けにくく、設置場所や気候要因での発電量の低下が少ないのが特徴です。

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太陽光発電の設置費用はAoieにお問い合わせください

スクショ_Aoieの申し込みサイトトップ

出典:Aoie公式

太陽光発電の設置費用は、Aoieまでお問い合わせください。無料でお見積もりいたします。

年間700件を超える施工実績があるAoieでは、補助金・助成金に詳しいスタッフが太陽光発電システムの最適な導入プランをご提案します。

認定を受けている取り扱いメーカーが豊富で、見積もりから最短1ヶ月で設置可能です。事前調査や発電予測シミュレーションなど無料で受け付けているので、ぜひご相談ください。

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太陽光発電の設置費用でよくある質問

太陽光発電の設置費用でよくある質問

太陽光発電の設置費用を安くするおすすめの方法は?

A.

太陽光発電の設置費用を安く抑えるなら、一括見積もりサイトの利用がおすすめです。

一括見積もりサイトを経由すると、比較される前提で大幅に割引した見積もりを提示します。お得に設置できる可能性が高いので、サイトを利用して依頼しましょう。

おすすめの一括見積もりサイトは「ソーラーパートナーズ」や「タイナビ」です。まとめて複数の業者から見積もりが取れるので、比較すれば安く設置できる業者が見つかります。

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太陽光発電の設置を急いでいる場合は?

A.

太陽光発電の設置を導入を急いでいる場合は「Aoie」にお任せください。

見積もりから設置まで、最短1ヶ月で対応した実績があります。また、補助金・助成金に関するご案内も可能です。

事前調査から発電シミュレーションまで無料で受け付けているので、お気軽にご相談ください。

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太陽光パネル以外にどんな費用が発生する?

A.

価格の目安
太陽光パネル 86.4~201.6万円
工事費 44.1~102.7万円
パワー
コンディショナー
27.1~63.2万円
その他※架台など 11.8~27.6万円

太陽光パネル以外に、設置工事費やパワーコンディショナー、その他架台などの費用が発生します。

太陽光パネル以外に割合の高い工事費は、44~103万円が相場です。パワーコンディショナーは出力量によって価格に差が出ます。

いずれも目安になる金額を確認しておけば、施工業者に割高な見積もり価格を提示された場合にすぐに気付けます。

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設置後のメンテナンス費用はいくら掛かる?

A.

太陽光発電システム設置後は、1回につき5万円ほどの定期点検が必要です。3~5年に1度の実施がおすすめされています。

ちなみに、定期メンテナンスを無料で実施している業者もあります。エコでんちは、アフターサービスとして無料点検が受けられます。

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▶エコでんちの口コミ評判を紹介

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ソーラーパネルで発電した電気は売ったほうがお得?

A.

ソーラーパネルで発電した電気を100%売電するのは損です。自家消費した場合と比べて利益率が下がるので、おすすめしません。

売電価格は年々下がっています。逆に、電気代は上がっているので、電力を自家消費して電気代を節約したほうがお得です。

売電する場合は、発電した電力の50%を売って、残りは家庭で消費がおすすめです。

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太陽光発電のメリット・デメリットは?

A.

太陽光発電の
メリット
・太陽光発電で電気代を節約できる
・売電によって収入が得られる
・蓄電池との併用で非常用電源として使える
太陽光発電の
デメリット
・太陽光発電の導入費用が高額
・発電量がシミュレーションと異なる
・定期的なメンテナンス費用が掛かる

太陽光発電を導入するメリットで最も特徴的なのは、電気代の節約効果です。太陽光パネルと蓄電池を設置すれば、家で使う電力の大部分を自家発電できます。

また、発電量が多く使い切れない場合は売電によって収入を得られます。一方で、太陽光発電は初期費用が高額なため、簡単に導入できないのがデメリットです。

天候によっては発電効率がシミュレーション通りにならなかったり、メンテナンス費用も必要です。

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太陽光発電の産業用の設置費用は?

A.

産業用の太陽光発電の設置費用は、設備の規模ごとにばらつきがあります。だいたい250万円~2億円が初期費用として必要です。

ちなにみ、1kWあたりの単価は、15~25万円です。(参考:太陽光発電について|環境エネルギー庁)

産業用の導入・設置を考えている場合は「タイナビ発電所」の利用がおすすめです。無料の会員登録で、限定の物件情報がチェックできます。

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太陽光パネルの設置は義務化される?

A.

太陽光パネルの設置は、東京都で新築を建てる場合のみ義務化されます。

実際に制度が適用になるのは、2025年4月からです。対象は新築のみですが、電気代節約の観点から既存住宅への設置もおすすめです。

ちなみに東京都では、新築・既存住宅どちらも利用できる補助金制度があります。(参考:太陽光発電の設置に対する助成事業|東京都)

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太陽光発電の設置費用まとめ

太陽光発電の設置費用まとめ

太陽光発電の設置費用まとめ

  • 設置費用の目安は86~202万円
  • 太陽光発電システムの導入は補助金制度がある
  • 売電するより自家消費するほうがお得

太陽光発電の設置費用の目安は、86~202万円です。ソーラーパネルの容量によって費用が異なります。蓄電池とセットで導入すると300万円前後かかる場合が多いです。

しかし、太陽光発電は設置に際して補助金が適用できます。蓄電池の制度が別にあれば併用可能なので、太陽光パネルと同時の設置がおすすめです。

導入後は、電力を自家消費すると早い段階で設置費用を回収できます。太陽光発電を安く導入するなら、一括見積もりサイトを利用しましょう。お得に設置できる業者が見つかります。

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